原発の運転停止・・・その後は??
今回の記事、書いてからちょっと時間がたっちゃったけれど、そのまま投稿しておきます。
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唐突に出された(と感じる)浜岡原子力発電所の運転停止要請。
近い将来、浜岡原子力発電所のある東海地方において、大地震の発生確率が高いから、というのがその理由だという。
これまで、「原子力発電は安全だ」と、官民あげてPRしてきたものの、3月11日の地震に起因する津波により、何重にも施されていたはずのフェイルセーフ機構が破壊され、結果として大事故に至ってしまい、「安全だ」という根拠が無くなってしまった。それゆえ、今回の記者会見で発表された、浜岡原発の運転停止要請ということになったのだろうと思う。
けれど、その内容が中途半端というか、具体的にどうリスク回避をするのか、肝心なことが語られていない。
原発を停める。
そこまではわかった。
では、停めてどうする?
ここからが肝心なのに。
運転を停めただけでは、地震・津波による事故のリスク回避にならないことは、福島の事故が証明している。
福島第一原発も、地震発生により「正常に」緊急停止している。地震直後は何の問題もなかった。問題が発生したのは、しばらくした後、津波が到達してからのこと。
福島の事故の直接の原因は地震の揺れではなく、津波。
津波により、原子炉内(使用済み燃料の冷却プール内も)の核燃料を冷やす、冷却システムの駆動エネルギーである電源が絶たれてしまったのが、そもそもの原因。
地震直後、原子炉内の核反応を制御(抑制)する「制御棒」が全挿入され、運転停止。その後も核燃料の冷却システムに問題はなく、正常に動いていた。津波に襲われてからも、冷却システムは働いていた・・・非常用バッテリーが力尽きるまでは。
つまり、原子炉も、冷却システムも、地震による被害は受けていなかったわけだ。
ただ、冷却システムの動力源となるディーゼル発電機の燃料が流され、冷却システムがバッテリー切れと共にダウンしてしまったことにより、事故に至ってしまったわけで。
(津波でディーゼル発電機そのものが故障したのかどうかについては、その情報を持ち合わせていません。)
原子炉を停めたからといって、その中の核燃料はすぐに冷めるわけでもなく、そもそも核燃料となるウラン(プルトニウムも)自体が、より安定な元素に変化していく過程で、崩壊熱と言われる熱を出し続けるシロモノ。つまり、核燃料がそこにある限り、長期間に渡って冷やし続ける必要があるということになる。原発の運転を停めたとしても、その冷却システムの動力が絶たれれば、福島と同じことが起こりうる。
すなわち、原発の運転を停めただけでは、事故のリスク回避には全く寄与しないことは明白。
なのに、「原発の運転停止を要請しました。」だけで終わり。
運転停止の後、
核燃料はどうするのか?
冷却システムの動力源の確保はどうするのか?
肝心な事が欠落している。

















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