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3.11

May 16, 2011

原発の運転停止・・・その後は??

今回の記事、書いてからちょっと時間がたっちゃったけれど、そのまま投稿しておきます。
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唐突に出された(と感じる)浜岡原子力発電所の運転停止要請。
近い将来、浜岡原子力発電所のある東海地方において、大地震の発生確率が高いから、というのがその理由だという。

これまで、「原子力発電は安全だ」と、官民あげてPRしてきたものの、3月11日の地震に起因する津波により、何重にも施されていたはずのフェイルセーフ機構が破壊され、結果として大事故に至ってしまい、「安全だ」という根拠が無くなってしまった。それゆえ、今回の記者会見で発表された、浜岡原発の運転停止要請ということになったのだろうと思う。

けれど、その内容が中途半端というか、具体的にどうリスク回避をするのか、肝心なことが語られていない。

原発を停める。

そこまではわかった。

では、停めてどうする?

ここからが肝心なのに。

運転を停めただけでは、地震・津波による事故のリスク回避にならないことは、福島の事故が証明している。

福島第一原発も、地震発生により「正常に」緊急停止している。地震直後は何の問題もなかった。問題が発生したのは、しばらくした後、津波が到達してからのこと。

福島の事故の直接の原因は地震の揺れではなく、津波。

津波により、原子炉内(使用済み燃料の冷却プール内も)の核燃料を冷やす、冷却システムの駆動エネルギーである電源が絶たれてしまったのが、そもそもの原因。
地震直後、原子炉内の核反応を制御(抑制)する「制御棒」が全挿入され、運転停止。その後も核燃料の冷却システムに問題はなく、正常に動いていた。津波に襲われてからも、冷却システムは働いていた・・・非常用バッテリーが力尽きるまでは。
つまり、原子炉も、冷却システムも、地震による被害は受けていなかったわけだ。
ただ、冷却システムの動力源となるディーゼル発電機の燃料が流され、冷却システムがバッテリー切れと共にダウンしてしまったことにより、事故に至ってしまったわけで。
(津波でディーゼル発電機そのものが故障したのかどうかについては、その情報を持ち合わせていません。)

原子炉を停めたからといって、その中の核燃料はすぐに冷めるわけでもなく、そもそも核燃料となるウラン(プルトニウムも)自体が、より安定な元素に変化していく過程で、崩壊熱と言われる熱を出し続けるシロモノ。つまり、核燃料がそこにある限り、長期間に渡って冷やし続ける必要があるということになる。原発の運転を停めたとしても、その冷却システムの動力が絶たれれば、福島と同じことが起こりうる。

すなわち、原発の運転を停めただけでは、事故のリスク回避には全く寄与しないことは明白。

なのに、「原発の運転停止を要請しました。」だけで終わり。

運転停止の後、
核燃料はどうするのか?
冷却システムの動力源の確保はどうするのか?

肝心な事が欠落している。

April 18, 2011

原発を知らないマスコミ

ある日の某Y新聞の朝刊1面の大見出しを見て驚いた。
「超高濃度の放射能・・・」というような大見出しが黒地白抜きで書かれていたから。
その見出しから想定される、重大かつ深刻な事象・現象もそうなのだけど、その見出しに
書かれていた言葉にも唖然。

「超高濃度の放射能・・・」(「超高濃度放射能・・・」だったかもしれない)
(※「・・・」は、その言葉に続く言葉を覚えていないことによる、逃げの表記)

「超高濃度」と「放射能」という単語を結びつけて書くということは、その見出しを書いた人も、その校正を担当した人も、「放射能」という言葉の意味を知らないということに他ならない。つまり、間違った表現を堂々と紙面の顔である一面大見出しに書いてしまっているわけで、「放射能も原子力もわからないけれど、記事書いてます」と言ってるようなもの。

まぁ、「放射能」という単語の誤用はこの新聞に限らないから、言わんとするところはわかるけどね、大手の新聞でこれをやってしまうのかと。しかも一面の大見出しで。

「放射能」というのは、その字のとおり「放射線を出す能力」のことであって・・・
能力、すなわち、力の程度は通常「強い」、「弱い」で表現するものではなかろうか?
誰も「力が濃い」などと言ったりすることは無いはず。

「超高濃度の放射性物質」
あるいは、
「きわめて強い放射能」
という表現が妥当だと思うのだが。

こんなことを書いていると、「重箱の隅つつき」とか言われそうだけど、ただでさえ難しい原子力のニュース、正確さを欠いた表現を使われては、余計にわけがわからなくなる。
ある時は正しい表現、またある時は誤用を乱発ということをされると、原子力を知らない読み手にとっては言葉の誤用がわからないものだから、どちらも正しいと受け取るがゆえに言葉の一貫性というか、意味の解釈に無理・矛盾が生じてしまい、それが混乱を生んで理解を遠ざける結果となってしまう。

放射能と放射線、この言葉が意味するものはそれぞれ違うのだけど、「同じもの」だと思ってる人が多いのも、こういったマスコミの姿勢、原子力を知らない人がもっともらしいことを(わからないのに)書いて世に出すからなんだろうと思う。わからない人が書いてるのだから、読み手がわからないのも当然の話。

なぜ原子力を使うのか。
なぜ原子力は恐ろしいのか。
原子力のリスクとは何か。

そもそも原子力とは何なのか?

原発の記事(ニュース)を書くなら、せめてこれらの基礎中の基礎くらいは理解したうえで書いて欲しい。何も、研究者レベルまで理解しなくとも、記事の間違いは防げるのだし。

国の説明、東電の説明が良いとは思えないけれど、事態の状況をわかりにくいものにしている最大の原因はマスコミにあるのではないか??
と思う。


東京の某J放送局(FM)の某番組のパーソナリティーの発言。

東電の状況説明がわかりにくいのは、そこで使われている放射線(能)関係の単位が統一されていないのも原因になっている・・・というようなことを番組中で言っていたが・・・

説明で使われている単位は初めから国際単位系できっちり統一されている。東電も(例えば)メートル法と尺貫法を混用するようなことはしていない。そのパーソナリティーは、「シーベルト」という放射線の単位の接頭辞(ミリ、マイクロなど)の違いのことを言っているようだけど、(測定結果等による)数値のケタが違えば接頭辞が違ってきて当然の話。
特に問題とならない表現を、東電等の当事者がわかりにくくしていると誤解を生むようなことを言うことも、物事を正しく報道していないことと同じではなかろうか。

原発問題に関してわからないことをいかにも知っていることのように憶測でコメントを付け加えることは控えてほしい。情報が意味することについてわからないことがあるならば、それを情報ソースが発信したまま報道すればいいだけのこと。憶測による余計な「尾ひれ」はいらない。

April 03, 2011

液状化(浦安市)

福島・宮城・岩手の被害が大きすぎて、マスコミも全く報道しなかった被害。最近になって、ポツポツとニュースで取り上げられたりするようになりましたが、東京のすぐ隣で液状化による大きな被害が出ています。津波で何もかも流されてしまう、ということに比べたらまだこの程度で済んでよかったと言えるのでしょうが・・・。(←実際に被害に遭った方には怒られてしまいそうですが)
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↑JR新浦安駅前の交番

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↑JR新浦安駅のエレベーター

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↑幹線道路沿いに建っていることもあって、とても目立つ被災交番。

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↑JR舞浜駅のバス乗り場

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↑一見、被害が無いように見えるけれど、一体どうやって車を出すのか・・・。

地震から2週間ほどたった現在でも、水道・下水・ガスが不通の区域が多数存在。
災害救助法が適用され、液状化被害が発生した区域は計画停電の除外が発表されたりもしてますが、まだまだ復旧には時間がかかる模様。私の職場も、上下水道がダメージを受け、3日ほど前にようやく水道が復旧。しかし、下水道が依然として使うことができず(復旧の見込みたたず)、仮設トイレを使わざるを得ない状況がつづいています。

ニュース番組でも度々流された、地震発生時の動画
撮影者がどうやって撮っていたかはわからないけれど、デジカメに限らず携帯でも動画撮影が普通に出来るようになった現在だからこそ撮ることができたということなのでしょう。実際の液状化の現象を捉えた貴重な映像です。今回は、この撮影地周辺も大きな被害が出てしまいましたが、今後の防災を考えるうえでも重要な参考資料になると思われます。(それにしても、ザーッという砂が動くような音が不気味)

そして、もう一つ、液状化現象のその瞬間を捉えた動画を
大きく動く地面に衝撃を覚える。こんなにも動いてしまうものなのかと。

March 21, 2011

3.11

3.11の午後のこと、カタカタという物音と軽い揺れ。

「地震?」

なんて、珍しくも無いただの(被害が出ないという意味で)地震か、と思っていたら!!

だんだんと強くなる揺れ、しかもなかなかおさまらない長い揺れ。
いつものような地震じゃない!と恐怖さえ感じる揺れの強さ。

直後、テレビのつけてみると、宮城県で震度7の地震というテロップ。
阪神淡路も、中越の大地震も、発生直後は「震度6強」と発表され、後に「震度7」と修正されていたと記憶しているのだけど、今回はすぐに震度7という発表・・・この地震の強さはそれらをも上回るのか?!

この地震発生時、通院(←アレルギーの薬をもらいに行く)のため仕事を早退し、私は自宅にいたのです。ただ事ではない状況で、職場に電話しようとするも、既に電話は混雑のために不通、メールさえ送信できず。立て続けに襲ってくる非常に強い揺れがある程度おさまってきた所で外に出てみると、道路は大渋滞。その渋滞の中にいる車を見ると、車体の下が「泥はね」で汚れている車ばかりで、遠くない所で液状化現象が起こっていることが明白。その場所、同じ市内の埋立地だろうな、と容易に想像がつくのだけど・・・。

翌日の出勤の途中、埋立地に入ったとたんに道路の様子が一変。アスファルト舗装が波打ち、噴出した土砂がいたる所に堆積。電柱の類も傾いたり沈んだり。「にわか雨」が馬の背をわけると言うように、埋立地とそうでない所で液状化被害の有無がクッキリと分かれている状況、しかもその深刻さに唖然。

市内の地震の強さは震度5強。埋め立て事業が始まって以来最悪の地震。

以下は地震の翌日の状況。場所は東京のすぐ隣、千葉県浦安市。


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噴出した土砂のため、砂塵が舞い、視界が霞む。


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いたる所でアスファルト舗装がひび割れ、陥没、めくれ上がりといった被害が。


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電柱も沈んでしまって。


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噴出した土砂にタイヤが埋まり、動けなくなった車も。


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土砂がある程度片付けられたが・・・。これは3/19の状況。